旭山動物園
みなさん、こんにちはー!! はるままです
北海道旅行の第二弾
旭川市にある
旭山動物園の写真を載せてみたいと思います
今、日本中の動物園の中でも特に人気が高い旭山動物園
なぜ、こんなに話題になっているのでしょう
それは旭山動物園のコンセプト「行動展示」によります。
普通の動物園では、動物の姿を見るだけというところが多いのですが、
旭山動物園では、動物の本来生きている姿、とる行動や習性を
観察できるように、動物にあった施設を構え、
見る人にその動物の能力が理解しやすいようになっています。
ペンギンで言うと、陸の上ではよちよちと可愛らしく歩く彼らも、
水の中では超高速で飛ぶように泳ぎます
また群れを成して行動する動物なので、冬場に動物園へ行くと、
施設の外をいわば放し飼いの状態で、
固まりになって歩くペンギンたちの姿を見ることもできるのです
こちら、水中を飛ぶように泳ぐ
キングペンギンさん。
丸々と太っているのにかなりのスピードで泳いでいます
ペンギン館は初めに水中トンネルをくぐります。見る人の頭上をペンギンが矢のように飛んでいきます
らせん階段のように少しずつ上がりながら、広い水槽の下から
陸の上までのペンギンたちの様子を見ることができるようになっています。
これを見るとペンギンが鳥の仲間だということがよく理解できますよね。
「フワァァ~~」
こちらははるかが撮ったイワトビペンギンの写真です
偶然とはいえ、あくびをしている瞬間をよく撮影しました すごい!!
少し長くなりそうなので、続きはこちらへ
木の間に吊るされたつり橋を渡っていくレッサーパンダ。
つり橋の下は人が通る通路になっていて、下からの様子を見ることもできます。
のそのそ歩くホッキョクグマです。
ホッキョクグマ館も水中の様子が見られるようになっていて、
泳ぎっぷりもすごかったです
ホッキョクグマは肉食動物では最大で、クマの中で唯一、
水中で活動できる種なんだそうです
こちらはアムールトラです。
これは建物の屋上の部分から撮ったものですが、トラと同じ目線で見ることもできます
こちら、癒し系のカピバラくんです
のそっとした動きが可愛いカピバラくん。
ねずみの仲間なのに、大きいもので体長100cmにもなるそうです
そして最後に、オオカミについて。
旭山動物園の園長さんが話をしているのをDVDで見たのですが・・・
昔、北海道にはエゾオオカミ、本州にはニホンオオカミというオオカミが生息していました。
今は日本には、野生のオオカミはいません。
人間が、家畜の敵であるという理由から駆除してしまったためです。
この30年ほどの間に、日本中にいるオオカミ全てをです。
オオカミはとても賢く、家族愛、仲間愛の深い動物だそうです。
オオカミを駆除するのには、一匹を罠にかかった状態で放置しておくと、
必ず仲間が捕らえられたオオカミに食料を運びにやってくるので、
それを次々と撃っていったそうです。
銃で足りなくなると、毒薬をまき、その毒薬が日本になくなると
アメリカから輸入してまで、薬をまいたそうです。
そして日本にいるオオカミは絶滅しました。
こちらは、カナダの動物園からやってきたシンリンオオカミ
近年、北海道ではオオカミが捕食していたエゾシカの数が急増している
そうです。
増えすぎてしまったエゾシカは、森のある種類の木の皮を食べつくし、
木々が枯れ、自然に深刻な影響が出始めているそうです。
結果として、年間に数百頭ものエゾシカを、また駆除しているということです。
園長さんは、「動物に対して、敬意の念を持って欲しいんです。」
と言っていました。
多くの動物のその能力を見て、動物もすばらしいんだな、
人間と同じ仲間なんだなと。
そう子供たちが思ってくれれば、人間が動物と共存できる未来がやってくる。
旭山動物園は、そういう信念のもとに運営されている動物園なのです。
自販機にも動物の絵が描いてありましたよ~
旭川空港のボーディングブリッジには、旭山動物園の広告がありました
あまり予備知識もないままに訪れた旭山動物園でしたが、
園長さんや飼育員の方々の、動物に対する想いが、
ひしひしと感じられる動物園でした。
みなさんも北海道へ行かれることがあったら、ぜひ訪れてみてくださいね
旭山動物園のホームページ
大人は800円、中学生以下の子供は無料で入園できます
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